さいたまプラネタリウムクリエイトは、さいたま市宇宙劇場で「市民の時間」イベントとして独自の投映会を行っています。


さいたまプラネタリウムクリエイト第34回投映会

【タイトル】 全国一斉熟睡プラ寝たリウム「空を感じて」

【日時】 2019年11月23日(土・祝) 13:30〜 50分の番組


 勤労感謝の日、日ごろの疲れをプラネタリウムで眠って癒していただこうという全国一斉投映に、今年も参加いたしました。

今回は、夜の睡眠のことを気にせずお休みいただけるよう、お昼寝のゴールデンタイム、13時30分からの投映でした。 内容も、星の名前や神話など、頭で考えるよりも、ただ純粋に空の美しさを感じていただきたいという想いから、 音楽もインストルメンタルの曲を中心に選び、ナレーションは極力少なく、空の演出も最小限にしました。 選曲は、全体の流れと曲の曲の間に入るナレーションの内容に合うように何度も選びなおしたり、 曲順を並べ替えたりしました。 また、曲と曲の合間にナレーションが入る、という構成にしたため、声が音楽の邪魔をしないように随分意識しました。

当日は、約140名もの大勢の方にご来場いただきました。
投映終了後には、出口でご来場の皆様に熟睡率調査にご協力いただき、結果は熟睡:31名、うとうと:77名、完徹:24名となりました。
熟睡率調査にも快くご協力いただき、本当にありがとうございました!

アンケート
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パンフレット
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【スタッフ】
ナレーション・脚本・演出: keiko
コンソール: mao
音楽: ホリダン
チラシデザイン: ユージ
制作補: 式守・Shiba・セイジ・tate・haru+・みきと
制作統括: keiko
企画制作: さいたまプラネタリウムクリエイト



さいたまプラネタリウムクリエイト第33回投映会

【タイトル】 「子どもと楽しむママ・パパのためのプラネタリウム vol.7」

【日時】 2019年11月9日(土) 10:30〜 50分の番組


 約150名という多くの赤ちゃん、お子さん、ママパパ、保護者の方にご来場いただきました。 ありがとうございました。

 投映の機械が変わったので、壮大な映像を使って、皆さんに驚いてもらおうと思いました。
迫力満点だったでしょう!?

 普段目にしている、太陽や月以外にも星はたくさんあるという事を知ってもらって、 星と星はどれくらい離れているかという事も知ってもらって、 その後、迫力満点の太陽系を旅することで、もう少し宇宙を知ってもらおうと思いました。 ロケットに乗って、太陽系をぐるっと回って、最後には宇宙の果てへ・・・ 星が近くに見えた時、「おぉ!」という空気が動いた感じにうれしくなりました。 手遊びにもノリノリになっていただけて良かったです。
次は何をしようかと考えていますが…ちょっとほっこりするような物語もお届けしたいなと思っています。
今後の投映もお楽しみに!

パンフレット
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【スタッフ】
ナレーション・脚本・演出・コンソール: haru+
音響: mao
コンソールサポート: セイジ
チラシ制作: ユージ
館内サポート: keiko・式守・ホリダン・ユージ
制作補: Shiba・tate・みきと
イラスト提供: sachie
制作統括: haru+
企画制作: さいたまプラネタリウムクリエイト



さいたまプラネタリウムクリエイト第32回投映会

【タイトル】 リンリンと紫の星の王

【日時】 2019年8月31日(土) 18:00〜 45分の番組


 中国の星空についてお話ししたい。
SPC結成の2011年当時から、なんとなくアイディアはありました。でも、調べるのはとても大変だし、北面したプラネタリウムの星の動きをどれくらい見せることができるのか、やってみないとわからないこともたくさんありました。
そうこうしているうちに時は流れ、前回、まるごとシナリオを担当した2012年の「ペルセウス ペガサスを駆る勇者」から、7年近く経っていました。そろそろ、中国の星に挑戦しようかな……という気持ちから、シナリオ作成がスタートしました。
最初の半年くらいは、ネットサーフィンをしたり、あやしげな本を乱読したりして、おもしろそうなトピックスを拾い集めました。ここで大事なのは、見つけたトピックスが正しいかどうか、「裏を取る」こと。エンターテイメント作品とはいえ、嘘を書くわけにはいきません。SPCのメンバーは誰でもそうですが、本業のかたわら調べ物をするので、ここがとっても大変なんです。
トピックス探しと並行して、物語の仕立てをどうするかも考えました。ここはちょっと楽しいところ。SPC最初の投影会で、ユージさんが描いた「リリカちゃん」というキャラクターをもう一度使いたいと思っていました。

かわいいでしょう?
たった1回の発表で終わっちゃうなんて、もったいない絵。これを中華風の味つけにしたのが、今回の主人公リンリンです。

この子が、会場の子どもたちの分身になって、星のことを学ぶお話にしよう。
先生役のキャラクターはどうしようかな。
最初は、美人で色っぽいお師匠さまのキャラクターも候補に挙がっていたのですが、SPCメンバーの誰がセクシーキャラを演じるの?
というわけで、おじさんキャラになりました(CVのShibaさんは女性だけど!)。

北極紫微大帝(ほっきょくしびたいてい)。天の北極に座し、すべての星たちを秩序正しく回転させる神さまです。ユージさんの絵はポップですが、本当はかなり厳しい性格で、人間の寿命も決めているのだとか。
超厳しい神さまとノーテンキで生意気な女の子の噛み合わない会話をおもしろおかしく描けば、アカデミックな話題を取り上げても、たいくつせずに見られるんじゃないかな……と考えて、「リンリンと紫の星の王」というタイトルも決まりました。
そこからは、パズルを組み立てるような感じです。
投映時間はたった45分しかありません。それほど多くの情報を入れ込むことはできないでしょう。導入・展開1・展開2・オチと、お話をブロックに分けて、各ブロックごとの主題を決めました。
最初に気合を入れて調べているので、紹介したい情報はたくさんたくさんあるのだけれど、主題から外れるトピックスは、涙をのんで、没に。でも、主題のトピックスはていねいに、きめ細やかに。
天文の仕組みを説明する図は、ユージさんがしっかり作ってくれました。とくに圧巻は、「星図歩天歌」の360度画像!

シナリオの段階では、ドームの正面に紙芝居のように図を出すだけのつもりだったのですが、まさか、こんなすごいのができてくるとは思わなかった!
リリカちゃんもそうだけど、この「星図歩天歌」は、これで終わりにしてしまうのはもったいなさすぎます……
こうなったら、またいつか、中国の星を取り上げなくては。そのときのシナリオは、別のメンバーが書くかもしれませんが。SPCの次なる作品に、ご期待ください。【文責・mao】

【キャスト】
リンリン:mao
北極紫微大帝:Shiba
童子:Damjan
【スタッフ】
コンソール操作/「歩天歌」図/キャラクターデザイン/
アニメーション/配布物作成
:ユージ
シナリオ/音響:mao
制作補:haru+/式守/セイジ/tate/keiko/みきと/ホリダン
■音楽について
以下、女子十二楽坊の曲を使いました。
輝煌/シャイニングエナジー/香格里拉(シャングリラ)/茉莉花(ジャスミン)/花児興少年(花と少年)
パンフレット
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さいたまプラネタリウムクリエイト第31回投映会

【タイトル】 星空の神話 英雄ヘラクレス物語

【日時】 2019年6月1日(土) 18:00〜 45分の番組


 多くの方にご来場いただき、楽しく投映会を実施でききました。ありがとうございました。
 今回は、物語をじっくり聴いていただくことと物語に登場する星座をご覧いただくことを重点に、その他はできるだけ簡素化。いわば、昔のプラネタリウムのような素朴な形で実施した投映会でした。 ですので、最近の凝った投映に比べて物足りないのではと少々不安だったのですが、アンケートを拝見しますと、思いの外好評でうれしかったです。
 広報期間がほぼ1ヶ月と言うことで、時間的に周知が行き届くのだろうかと心配しましたが、代わりに、広範囲にチラシを配布するなど劇場のご協力もあり、 100名を超える方々にご来場いたたくことができました。
 プラネタリウムの投映会は多くの方に足を運んでいただけること、そして、ご来場の皆様に楽しんでいただけることが何より励みになります。 今後も喜んでいただける投映会を工夫・企画しますので、温かい応援よろしくお願いいたします。

パンフレット
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【キャスト】
: Shiba
: mao
【スタッフ】
構成・演出・台本: Shiba
曲選定・音響: 式守
コンソール: セイジ
PP制作: mao
パンフレット制作: ユージ
広報: haru+
制作補: みきと・tate・keiko・ホリダン(協力会員)
制作統括: Shiba
企画制作: さいたまプラネタリウムクリエイト



さいたまプラネタリウムクリエイト第30回投映会

【タイトル】 まるごと北斗七星

【日時】 2019年3月24日(日) 18:00〜 45分の番組


 第30回投映会であり、平成最後の投映会となりました。今回は「北斗七星」という相当身近な存在で、見つけやすい星を取り上げました。 だからこそ、良く知っている話や聞いたことがある話ではなく「SPCだからこそ」の視点で、あえて、周りの星座の見つけ方を言わないとか、ギリシャ神話でないとか。日本だけでなく世界に目を向けて 北斗七星を紹介しました。
少し冒険した?内容だったかもしれませんが、きっと新しい「北斗七星」を知っていただけたのでは ないか、と思います。各自が持っている知識とユーモアと技を出し合って作っていくのは、今後の投映にも役立っていくの ではと思っています。
他の星座も聞いてみたいという声もいただいていますので、少しマニアックな星を紹介してもいいか もしれませんね。次回の「まるごと」は何でしょうか。お楽しみに!

パンフレット
   パンフレット

文化班: haru+・式守・ユージ
天文班: keiko・みきと・tate
物語班: Shiba・mao・セイジ
【スタッフ】
コンソール: セイジ
音楽・音響: 式守・mao
似顔絵イラスト: ユージ・山地里佳(作成協力)
フライヤー制作 : ユージ
制作補 : ほりだん
制作統括: haru+
企画制作: さいたまプラネタリウムクリエイト



共催イベント投映

【タイトル】 〈仙台市天文台制作〉「星よりも、遠くへ」

【日時】 2019年3月10日(日) 18:00〜 45分の番組


 当日は、様々な世代の方にご来場いただきました。ありがとうございました。宇宙劇場の岩?さんに もサポートをしていただきました。改めて御礼申し上げます。
今年は、仙台市天文台が制作した『星空とともに』の第二章にあたる『星よりも、遠くへ』を投映い たしました。今作はクラウドファンディングで資金を集められ、制作された作品です。
東日本大震災では、埼玉県やさいたま市でも大きな揺れを体験し、被災者が避難するなど、他人ごと ではないという思いがあったため、2015年以降、さいたま市宇宙劇場の協力を得ながら投映してきまし た。
8年という月日が流れはしましたが、復興はまだまだです。復興のために現地へ訪れるという事も大 事ですが、「あの日をわすれない」ことも大事なことのひとつなのではないかなと思います。 震災後に生まれた子どもたちに、大きな地震があったということ、普段から自分たちが備えられるこ とは何なのか、話をするきっかけにもしていただけたら、と思います。


予告チラシ
     予告チラシ

《協力》 仙台市天文台
《共催》 さいたま市宇宙劇場
《投影サポート》 岩崎仁美(さいたま市宇宙劇場)
統括:haru+
企画 :さいたまプラネタリウムクリエイト